山林活性林業部門

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運ばれる木材の写真

グリーンウッド法に則り、合法木材の取り扱い業者として認可を取得しております。

認定

認定内容 認定番号
合法木材供給事業者認定 広島-203
間伐材チップの確認証明に係る事業者認定 広島(間伐)-046
発電利用に供する木質バイオマスの証明に係る事業者認定 広島(木質バイオマス)-62

竹炭で脱炭素への取り組み

竹炭を土に混ぜることにより、脱炭素や環境改善の観点から非常に有効です。

1.炭素の固定

竹炭は炭素を多く含み、分解されにくいため、長期間土壌中に炭素を固定することができます。 これにより、大気の二酸化炭素を減少させる助けになります。

2.農業利用における土壌の改良

・保水性の向上:竹炭は多孔質で、水分を吸着・保持する能力が高く、土壌の乾燥を防ぎます。
・通気性の向上:土壌に混ぜることで団粒構造をつくり、植物の根が健康に成長しやすくなります。
・栄養分の保持:肥料や養分を吸着してゆっくり放出するため、作物の育成に役立ちます。
・微生物環境の改善:炭の多孔構造は微生物の住処として機能し、土壌の生態系を活性化させます。

3.有害物質の吸

竹炭は土壌中の重金属や農薬の残留物を吸着する能力があり、土壌汚染を軽減します。

竹炭製造状況
竹炭製造状況
出来上がり
出来上がり
竹炭散布状況
竹炭散布状況
ブドウでは9月末から11月末まで長期の収穫が可能になりました。急激な温暖化にも対応できています。
ブドウでは9月末から11月末まで長期の収穫が可能になりました。急激な温暖化にも対応できています。
ショウガでは農薬を使用しなくても大きなものができました。
ショウガでは農薬を使用しなくても大きなものができました。

注意点

1.適量の調整

竹炭を過剰に混ぜると土壌のpHが変化しすぎる可能性があります。 適切な量(一般的には全体の5~10%程度)を守ることが重要です。

2.粉粉度の調整

竹炭を細かく粉砕することで、土壌との混合性が良くなりますが、粉塵の吸引を防ぐため適切な装備を使用してください。

3.長期的な観察

効果を確認するために、土壌や植物の変化を定期的に観察する必要があります。

脱炭素の貢献

竹は成長が非常に早い植物で、伐採後もすぐに再生します。これにより、持続可能な形で炭素を吸収し、炭化して土壌に戻す 「炭素循環モデル」を構築できます。このモデルは、農業や林業と連携することで、地域の脱炭素化や地球温暖化対策に 大いに貢献します。

竹炭の品質は炭貯クラブで品質登録をしています。
竹炭を混合した豚糞堆肥を製造販売する許可を得ました。
弊社の堆肥を畑に散布することでJクレジットを得られます。

具体的なプロジェクトや実践方法についてお考えでしたら、さらに詳しくお手伝いできますので お問い合わせフォームよりお知らせください